大学時代は言語学を専攻していて、教員免許取得を目指していました。就職活動が迫ったタイミングで、教職ではなく一般企業への就職に方向転換しようと決めまして、興味関心が高かったIT業界や出版業界を中心に就職活動をしました。
文系の私がなぜIT業界を目指したのかというと、大学でプログラミングの基礎科目を履修していて、一見分からないものを「読み解く」という作業が向いているし、好きなんだと実感したからです。言語学としては誤った解釈にはなりますが、個人の考え方としてはプログラミングも “言語” だと捉えて興味を持っていました。英語やロシア語を学ぶのと同じように、プログラミングも言語の一つとして向き合っていたので、おのずとIT業界が視野に入りました。
Blueshipとの出会いは、新卒向けの合同会社説明会です。若手が活躍する企業で「早く力をつけて成長したい」と考えていた私は、中小企業を中心に企業ブースを回っていました。その中でBlueshipは、他企業よりもデザイン(企業ロゴやパンフレット)に力が入っていたのが印象的で目に留まりました。
事業説明では、主力事業の一つである「構成管理」について話を聞きました。当時は知識が足らずその場で業務全体を理解するには至らなかったのですが、「構成管理」が世の中のITを支えている業務であり、儲かっているという現状も教えていただいて、興味が湧きました。そこから、Blueship単独の会社説明会に参加することを決めました。
私の場合は、会社説明会を経て、①エントリー(書類応募)、②集団面接、③カフェミーティング(複数社員とカジュアルな面談)、④最終面接(役員との1対1の面談)といった流れでした。
選考を通して、Blueshipはまだまだ発展途上で、想像以上に苦労も多そうだというのもわかってきたのですが、面接でお会いした方々の人柄も良かったですし、何よりも最終面接で役員の野﨑さんとお話した時に、いち学生に対しても人として向き合って真摯にお話を聞いていただけたことで、「この人の元ならば、大変な環境でも頑張れそうだし、むしろ頑張りたい」と気持ちが固まりました。Blueshipよりも先に内定をいただいていた会社もあったのですが、福利厚生の面や会社が成長局面にあるステージであることを鑑みて、Blueshipに入社することを決めました。
現在入社6年目です。入社時から一貫して「サービスデリバリー部」に所属しています。最初は「構成管理」の分野を主に担当していて、1~2年目はメンバーとして経験を積み、3年目くらいからはプロジェクトのコスト管理をやるようになりました。その頃から、後輩の指導も含めたマネジメントも任せてもらうようになりました。そして、4年目以降は弊社が2021年から積極的に受注している「ServiceNow」関連のプロジェクトに携わっていて、現在は「構成管理」よりも「ServiceNow」のプロジェクトが主たる業務になっています。
IT業界では、プロジェクトの規模が大きくなればなるほど、2次請けや3次請けのような受注形態も多くなりますが、当社の場合は直接取引の顧客プロジェクトも少なくないので、その分、責任とやりがいは大きく感じると思います。私もこれまで、社会インフラとなるようなプロジェクト・・・例えば地方自治体の「事業者向けのポータルサイト」や「住民向けのコンタクトセンター」の開発や運用保守を担当してきました。
「礼儀礼節」は大事にしたいと思っています。それからここ数年は特に「お客様目線であること」も意識しています。こちらが一方的に提供したいものではなく、お客様が何を求めてその発言に至ったのかをよく考えてから、次の提案をしたり、最適な打ち手を打つということです。
そして、マネジメントの立場としてはまだまだのところもありますが、何気ない雑談にも入ってコミュニケーションをとることで、チームが話しやすい雰囲気、助け合える空気を作るようにしています。メンバー一人一人に対しては仕事のモチベーションがどこにあるのか、本人や周りからも見聞きして確認しています。幸運なことに手を抜くタイプがいないので、全員がベストを尽くしてくれているんですが、やはり会社として目標に達していない場合など、業務上で指導する場面は発生します。そんな時、個々人のモチベーションに繋がったアドバイスが出来ないとすれ違ってしまうので、その辺は日々のコミュニケーションから情報を得たり、会話して理解するように努めています。
頑張って成果を出している人にとっては、年齢やポジションを問わず、大きなミッションを与えてもらえる環境です。たとえ無理難題と思われる事案だったとしても、挑戦したいという意思を尊重してもらえますし、困ったことや分からないことがあれば、上司や先輩社員、メンバーが助けてくれる組織風土なのもBlueshipの魅力と言えるのではないでしょうか。
2024年から杉﨑社長が代表に就任され、新しい役員陣も加わり、まさに第2創業期として会社が変わろうとしています。組織、教育、人事評価など、多岐にわたって改善が進んでいます。私も管理職研修やプロジェクトマネジメント研修に参加させてもらったり、会社の未来や方向性を話し合う合宿に参加したりすることで、自分の成長と会社の成長を体感しながら前進しています。
現在Blueshipでは、構成管理の業務、そしてServiceNowを用いた開発業務が多数を占めています。これらを伸ばしていくことはもちろんですが、将来的には新規事業として新しい製品の開発にもチャレンジしたいと個人的に思っています。
それから部下を持つ立場としては、周囲から「支えたい」「あの人のようになりたい」と思ってもらいながら、会社の成長に貢献し結果を残していきたいと思っています。リーダーが全てを牽引するのではなくメンバー一人ひとりが成長し、時には私を越えていけるような、後進が育つ環境・部署を目指しています。もちろん、私自身は結果を第一に求められる役割である以上まずはその責務を果たすことに全力を尽くします。その結果をもとに、会社の信頼を得ながら、さらにやりたいことを実現できる環境を築いていきたいと意気込んでいます。